超断熱キャスタブル
アサヒキャスター® TMTシリーズ
- 放散熱量の削減
- 長期間の断熱性維持
- 高断熱性
断熱キャスタブルの断熱機能を飛躍させた省エネルギー化に貢献するキャスタブル
自社開発した特殊原料の配合により、最高使用温度 1700℃までの高温域で使用できる高耐熱性と高断熱性を併せ持ったキャスタブルです。
お客様の設備や操業条件ニーズに合わせた最適なご提案することで、各種工業炉の省エネルギー化と環境改善に貢献します。
施行方法
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流し込み(振動)
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乾式吹付
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コテ塗り
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ボード貼付け
特長
01. 放散熱量の削減
セラミックスファイバーと同等の高い断熱性を持ち、各種工業炉の省エネルギー化に貢献します。リフラクトリーセラミックスファイバー(RCF)を一切含まずに高度な省エネ性能を実現します。
02. 高耐熱性
最高使用温度1700度までの高温域で使用できる製品をラインナップしています。
03. 長期間の断熱性維持
セラミックファイバーでは不可能であった長期間の断熱性能を発揮します。
断熱性の長期安定性(サーモトレーサーによる実炉実測データ)
図は超断熱キャスタブルの表面温度を色調で表したものです。
長期間にわたり低温を示す青色を維持しています。
データ
「TMT」は、従来の断熱不定形耐火物製品と比較して大幅に断熱性が向上
「TMT」製品は3つのグレードで構成されます。
「TMT」製品は、不定形耐火物製品およびボード状製品(超断熱グレード)からなります。
省エネルギー性(各分野工業炉の試算)
1. 単位面積当り放散熱量は、定常熱伝導に伝熱計算により算出しました。
2. 年間稼働時間は、補修期間を考慮して一律23h/日×365日=8,395h/年としました。
3. 鉄鋼加熱炉(スキッドパイプ)の放散熱量削減量は、冷却水温度より算出しました。
4. 上記は代表的なプラントで試算しました。
導入事例
「TMT」の実施例