BNC シリーズ
焼成帯においては、れんが保護の観点から安定したコーティングの形成が最も重要であり、れんがとしては、コーティング付着性の向上、熱サイクル安定性の向上、また、支点下については柔軟性の向上が重要になります。
弊社では、特殊電融マグネシアと特殊ジルコニアの配合により、マグクロ質れんがと同等のコーティング付着性を有したクロムフリーれんがを開発して参りました。
近年、操業環境の変化により、キルンやそのゾーン毎でコーティング自体の性質が変化・多様化しています。そのため、れんがのコーティング付着性もその使用環境に合わせて適正化することが重要となります。
特徴
- 熱負荷や雰囲気変動など炉内環境に応じたコーティング安定性を有する。
- フレーム変動や品種切り替えなどによるコーティングの脱着に対して、熱サイクル安定性に優れる。
- 支点直下やシェル切り替え部などでの機械的応力に対して柔軟性に優れる。
BNC-700 |
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