「Brightorb®」は、これまで実現困難だった1600℃を越える高温溶融金属を鋳造しても高い寸法精度と造形強度をもつことから、ステンレス鋼、鋳鋼などを精密に鋳造できる鋳型材料として、幅広い産業用途でお使い頂けます。
更に、「Brightorb ® 」は、近年鋳型製造において急速に普及している3Dプリンタを用いることによって、大幅な工期短縮、製造費用の削減に貢献できるほか、未硬化部分は再生加工のため、廃棄物削減にも寄与します。
1.ガスを発生しません
理由は「無機バインダー技術」です。
「Brightorb®」のバインダーには、AGCセラミックスが製造販売する不定形耐火物の技術が使われています。
「Brightorb®」は、焼成工程を通して水分と有機物を含まない鋳型となります。
従って、ガスを考慮しない自由な鋳型設計が可能となります。
また、不快な臭いを発生しないためクリーンな作業環境に貢献します。
2.高精細な造形体ができます
精度の高い鋳物を求める方に最適です。
「Brightorb®」は約50μmの微細な球状粒子が主原料のため、高品位の表面性状を持つ造形体ができます。
また、0.1mmの造形ピッチは造形体の高い寸法精度に寄与します。
3.高耐火性の鋳型になります
高温溶融金属用の鋳型に最適です。
高温溶融金属用の鋳型に最適です。 主原料の「Fine-Bz®」は耐熱性に優れ、熱膨張率が小さいため、鋳造時に鋳型の膨張やたわみが小さく、高い寸法精度を維持します。 また、鋳造前に鋳型の加熱が可能な他、焼き付きが軽減されます。